✅ 結論:MT4の損切り(S/L)・利確(T/P)は注文画面で価格を入力するだけで自動設定できます。
注文時に「決済逆指値(S/L)」と「決済指値(T/P)」に価格を入力するだけで、指定したレートに達した瞬間に自動で決済されます。
損切り・利確を設定することで感情に左右されないリスク管理が実現できます。
「MT4で損切りや利確を自動で設定したい」「S/LとT/Pの設定方法がわからない」という方に向けて、この記事ではMT4の損切り・利確の設定方法・変更方法・おすすめの設定値を画像つきでわかりやすく解説します。
MT4の損切り・利確(S/L・T/P)とは?初心者向けに簡単解説
S/L(ストップロス)とT/P(テイクプロフィット)はMT4に標準搭載されている自動決済機能です。
📌 S/L・T/Pの基本
| 用語 | 正式名称 | 内容 |
|---|---|---|
| S/L(損切り) | ストップロス(Stop Loss) | 指定価格に達したら自動で損切りする |
| T/P(利確) | テイクプロフィット(Take Profit) | 指定価格に達したら自動で利確する |
💡 S/L・T/Pを設定するメリット
・チャートを常に監視しなくてもよい
・感情的な判断ミス(損切りできない・欲張りすぎる)を防げる
・最大損失額をあらかじめ確定できるのでリスク管理がしやすい
・睡眠中や外出中でも自動で決済される
⚠️ S/L・T/Pを設定しないと
S/L・T/Pを設定しないと、相場が大きく動いた時に損失が膨らみ続けるリスクがあります。特に初心者は必ず設定する習慣をつけましょう。
MT4損切り・利確の始め方【初心者向け3ステップ】
📍 損切り・利確設定の3ステップ
- F9キーで注文画面を開く
- 「決済逆指値(S/L)」と「決済指値(T/P)」に価格を入力する
- 「成行買い」または「成行売り」をクリックして注文完了
💡 S/LとT/Pは注文前に設定するのが一番スムーズです。あとから変更することも可能ですが、エントリー前に設定しておく習慣をつけましょう。
MT4損切り・利確の設定方法【注文時に入力する方法】
注文画面(F9)でS/LとT/Pを設定する手順を解説します。
📍 注文時のS/L・T/P設定手順
- チャート上でF9キーを押して注文画面を開く
- 「決済逆指値(S/L)」欄に損切り価格を入力
- 「決済指値(T/P)」欄に利確価格を入力
- 数量・注文種別を確認して「成行買い」または「成行売り」をクリック
- 注文完了後、チャート上にS/L・T/Pのラインが表示される

📌 買い・売りでのS/L・T/Pの設定方向
| 注文方向 | S/L(損切り)の位置 | T/P(利確)の位置 |
|---|---|---|
| 買い(ロング) | エントリー価格より下に設定 | エントリー価格より上に設定 |
| 売り(ショート) | エントリー価格より上に設定 | エントリー価格より下に設定 |
保有中ポジションのS/L・T/Pを変更する方法
すでにポジションを持っている場合でも、あとからS/LとT/Pを設定・変更できます。
📍 保有中ポジションのS/L・T/P変更手順
- Ctrl+Tでターミナルを開く
- 「取引」タブで保有中のポジションを確認
- 変更したいポジションをダブルクリック(または右クリック→「注文変更または取消」)
- 「決済逆指値(S/L)」「決済指値(T/P)」の価格を変更
- 「変更」ボタンをクリックして完了

💡 チャート上のS/L・T/Pラインをドラッグするだけで変更することもできます。マウスでラインを掴んで上下に移動させるだけで簡単に変更できます。

MT4損切り・利確のおすすめ設定値
📌 トレードスタイル別おすすめS/L・T/P設定
| スタイル | S/L(損切り幅) | T/P(利確幅) | リスクリワード |
|---|---|---|---|
| スキャルピング | 5〜10pips | 5〜15pips | 1:1〜1:2 |
| デイトレード | 20〜50pips | 40〜100pips | 1:2 |
| スイングトレード | 50〜100pips | 100〜300pips | 1:2〜1:3 |
💡 リスクリワード比とは?
リスクリワード比1:2とは「損切り20pipsに対して利確40pips」のように、利確幅が損切り幅の2倍以上になるよう設定することです。勝率50%でもトータルで利益が残る設計になります。
⚠️ 初心者がやりがちなミス
・損切り幅を適当に決める→ 根拠がないと勝率が上がらない
・リスクリワードを考えない→ 勝っても資金が増えない設計になっている
・連敗後にS/Lを広げる→ 損失がさらに膨らむ原因になる
MT4損切り・利確の実戦設定例
📌 実戦例:USDJPYの買いエントリー
上昇トレンド中、159.500円で買いエントリーした場合👇
✅ エントリー価格:159.500円
🛑 S/L(損切り):159.200円(30pips下)→ 最大損失を限定
🎯 T/P(利確):160.100円(60pips上)→ リスクリワード1:2
⚠️ よくある間違い
・S/Lを設定しないでトレードする→ 相場急変時に大損するリスク
・S/Lをエントリー価格のすぐ近くに設定する→ ノイズで損切りされやすい
・T/PだけでS/Lを設定しない→ リスク管理ができていない状態
MT4で損切り・利確が設定できない原因と対処法
⚠️ よくあるトラブルと対処法
| 症状 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| S/Lが現在価格に近すぎてエラーになる | ブローカーの最小S/L幅制限 | 現在価格から離れた価格に設定する |
| 変更ボタンが押せない | 価格が変更前と同じ | 価格を変更してから「変更」をクリック |
| S/Lで決済されない | トレーリングストップ・EAを使用中 | S/L・T/PはMT4を閉じていても機能する(サーバー側で管理)。ただしトレーリングストップとEAはMT4の起動が必要 |
| スリッページが大きい | 急激な価格変動 | 重要指標発表時はS/Lが滑る可能性があることを理解する |
よくある質問(FAQ)
📌 よくある質問
Q. S/L・T/Pは注文後でも変更できますか?
A. できます。ターミナルのポジションをダブルクリックするか、チャート上のラインをドラッグして変更できます。
Q. S/Lは必ず設定しなければなりませんか?
A. 必須ではありませんが強く推奨します。特に初心者は必ず設定してください。相場が急変した時の損失を限定できます。
Q. MT4が閉じていてもS/L・T/Pは機能しますか?
A. 機能します。S/L・T/Pはブローカーのサーバーに記録されているため、MT4を閉じていても自動で決済されます。ただしトレーリングストップとEAはMT4の起動が必要です。
Q. トレーリングストップとS/Lの違いは?
A. S/Lは固定した価格で損切りするのに対し、トレーリングストップは価格の動きに合わせてS/Lが自動で動く機能です。利益を守りながら相場についていける点が違います。
Q. S/Lの適切な幅はどのくらいですか?
A. トレードスタイルや通貨ペアによって異なります。デイトレードなら20〜50pips、スイングなら50〜100pipsが目安です。ATR(平均真の値幅)を参考に設定するのがおすすめです。
まとめ:MT4損切り・利確(S/L・T/P)の設定方法
📋 S/L・T/P設定まとめ
| 操作 | 手順 |
|---|---|
| 注文時に設定 | F9→決済逆指値(S/L)・決済指値(T/P)に価格入力→注文 |
| 保有中に変更 | ターミナルのポジションをダブルクリック→価格変更→変更 |
| チャートから変更 | チャート上のS/L・T/Pラインをドラッグ |
💡 MT4のS/L・T/P機能を活用することで、感情に左右されないリスク管理が実現でき、長期的に安定したトレードができるようになります。まずはデモ口座でS/L・T/Pの設定・変更操作に慣れてから本番口座で活用しましょう。
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※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。FX取引はリスクを伴います。取引はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

